気づけば2023年度もあと僅か
”まいにち、ちょっと、新しい。”会社はどれぐらい変化したのだろうか?
備忘録として追っていこうと思う
なお運行開始初日の撮影でないものや、そもそも画像がないものが多々あるのでそこはご了承を
4月の話題
ふなっしートレインのラッピング終了
直通対応車の増加
8804Fの休車
ふなっしートレインは11日の延長をもって運行を終えた
約1年に及んだ8814Fへのラッピングが終わりすっぴんに戻った
久々に装飾のないのLED表示機のリニューアル未施工車が帰ってきた
↑久々に装飾のなくなった8814F
年末から急行灯・運番設置など怪しい動きを見せていた8800の直通非対応のRN車のに動きが
4月15日日中に8808Fがくぬぎ山で車両交換が行った
代わりに出てきたのは8810F
そう2月に急行灯と運番の設置を行った直通非対応車だ
それが直通運用の車両交換に駆り出されたのだ
そして8810Fはそのまま千葉線に入り、IRアンテナを積んでいない編成が他社を自走した記念すべき日となった
それに続くように18日には8807Fが
20日には8815Fがそれぞれ直通運用に充当された
↑普通の表示を掲げ千葉線内を走る新たに対応した各車
その数日後公式からデジタル方式の列車無線に変更を行ったとの発表があった↓
https://www.shinkeisei.co.jp/topics/2023/30407/
恐らく無線切り替えによりこれまで誘導無線式を導入していた京成線にもIRアンテナを搭載せずに乗り入れることが可能になったと思われる
20日から8804Fに休車の表示が掲出されていた
検査期限が迫る中での処置
注目が集まった
5月の話題
8804F復帰
京成トラベル主催の車両基地見学ツアーの実施
夏の高校野球千葉大会応援トレインの運行開始
8802F出場
8日に8804Fが営業に復帰
何事もなかったかのように直通運用にも入りました
(画像無し)
珍しく新京成にツアー臨が
新津田沼集合でくぬぎ山に向かい見学、撮影をし、新津田沼に戻り物販を行うというもの
こういった催しが全く無いためか倍率は高かったのだとか…
マリーンズのない夏を盛り上げろ
下旬より夏の高校野球千葉大会応援トレインが運行を開始した
思い返せば例年3月末から運行するマリーンズ号が今シーズンは京成で実施だった
その穴埋めかどうかはわからないが、同じ野球競技を盛り上げる目的で運行された
車内はドアステッカーを除いて出場校やトーナメント表、メッセージなどで埋め尽くされていた
沿線地域を大事にする方針を感じた
8802Fが検査を受け復帰した
中でも特筆すべき点は屋根にあるだろう
そうIRアンテナの撤去だ
付けている意味がなくなったため撤去というのは自然な流れだろう
6月の話題
8815Fにフロンティアの車体広告掲出
N838Fに花火ナイターHM掲出
8809Fに戸定梨香×ばけごろうの車体広告掲出
8815Fに㈱フロンティアの広告が掲出された
窓下のみの青基調のものと、大変目立つものになっている
夏の風物詩の一つとも言える京成グループ花火ナイターHM
今年もN838Fに掲出
8809Fに松戸市を中心に活動をしている、千葉ご当地Vtuberの戸定梨香の広告ラッピングが行われた
期間は6月30日から1年間とのこと
どうやらこの企画、元はバスに行う予定だったが某議員連盟の反発により泣く泣くこちらに変更したという経緯がある
幸いにも2024年3月末時点では運行中止に追い込まれる事態は起きていない
7月の話題
特に無し
7月はこれと言った出来事はなかったので割愛させていただく
8月の話題
8804Fの休車
松戸花火大会開催に伴う臨時増便
4月末に続き、8804Fがまたしても休車に
検査期限は6月と、とっくに過ぎていた
(画像無し)
夏の風物詩と化している松戸花火大会に伴う臨時増発
コロナ禍もあり4年ぶりの運行となった
前回の19年時とは異なり新鎌ヶ谷での折り返しが可能になったが、15年以降と変わらずくぬぎ山止まりとなった
そこに関しては今後に期待と言ったところだろうか
9月の話題
8814F出場試運転
(画像無し)
リニューアル工事のため入場していた8814Fが出場
SiC-VVVFへの換装が確認された
その他は8815Fと同様の工事メニューとなっている
10月の話題
8814Fの営業復帰
サンクスフェスタ開催
8918Fにデビュー30周年記念HMが掲出
80046Fの甲種、搬入
千葉ジェッツトレイン運行開始
京成に吸収合併との発表
8814Fが営業に復帰
これにてリニューアル車は、当初の計画である9編成全てがが出揃ったことになる
年1本程度ではあったが地道な努力の賜物だろう
7日、4年ぶりに入場制限無しのサンクスフェスタが開催
中でも目玉は8900形のデビュー30周年記念関連だろう
事前の告知はなかったが、8918Fにヘッドマークが貼り付けられ大いに盛り上がった
そのヘッドマークはサンクスフェスタ後も貼り付けられたままで、24年3月末まで掲出とのことだ
↑そのHMのデザイン
また、記念切符の先行発売が行われ、初代と2代目塗装がパッケージとなったものは会場限定でそれぞれ100セットずつ発売された
ちなみに私はその日インフルエンザを疾患しており参加はできなかったため当日の画像は一切無い
(画像無し)
サンクスフェスタ開催から一夜明け、豊川より80046Fが運ばれた
従来車との変化は見受けられなかった
千葉ジェッツトレインのシーズンがやってきた
今シーズンは各種表記を移設したN828Fが担当
ラッピング時の手間の省略という効果を発揮している
ちなみに今年は千葉ジェッツが船橋アリーナ(最寄り:北習志野)を本拠地としてプレイする最後のシーズン
来シーズンからは南船橋が最寄りとなるLaLa arena TOKYO-BAYで開催予定のため、ラッピングトレインも今シーズンが最後とみられる
月末まさかの一報
22年に京成の完全子会社化されていた新京成だったが、25年4月に吸収合併するとのニュースが発表された
完全子会社となっている時点で、会社を分けるメリットがないのも納得ではあるが、やはり慣れ親しんだ地元の会社が消えるのは少々寂しい
まだ今後の方針等は協議中とのことなので、24年度にその全貌がわかるだろう
11月の話題
新京成ドリームトレイン2023運行開始
80046Fが営業開始
8804Fの部品撤去開始
(薬前横で土地開発)
今年も子どもの夢を運ぶ
今シーズンの一番の見どころは何と言ってもヘッドマークのデザインだろう
なんと8518Fがあしらわれている
作者は6歳らしいのだが何故これを選んだのやら
謎の深い電車となってしまった
ちなみに今シーズンの運行は既に終わっており、24年3月末現在は検査入場中
2日より80046Fが営業運転に就いている
特筆すべき点として東京湾側のドアに貼ってある玉川石材の広告が貼られていなかった(反対側は貼付け済み)
そのためか11月は車庫に籠る日々が続いた
長らくくぬぎ山で休車状態で眠りについていた8804Fだが、中旬にSRアンテナの撤去と休車の表示がなくなっていることが確認された
https://sk8808gto.hatenablog.com/entry/2023/12/10/124001
↑細かいことは以前投稿しているのでそちらを参考にしていただきたい
動きとは関係ないことではあるが、薬園台5号踏切界隈(通称:ヤクマエ)のストレート構図が消滅する可能性が浮上した
前は駐車場が存在したが、そこに土地の開発を行う旨の看板が掲示されていた
3月末の時点ではこのような状態で陽が傾くと土の影がかかるようになった
このように土の影が目立つ
夏の夕方の名所が消える日も遠くないのかもしれない
12月の話題
8804F搬出
80046Fに玉川石材のドア広告掲出
8928F出場
2,3,9日の三日間にわたり8804Fの車体および台車が搬出された
こちらに関しても先程のリンクに詳しく記載している
5日久しぶりに80046Fが営業入りし、その際に玉川石材のドア広告が貼り付けられていることが確認された
この日を境に運用によく入るようになった
一連の動きは、契約の絡みなのではないかと推測するが、詳細は不明である
8928Fが出場
重検のためすべての機器が塗られたわけではないが、輝きを放っていた
1月の話題
8805Fが新年ヘッドマーク電車として運行
今年も線内で
去年に続き8805Fが起用
県立鎌ヶ谷高等学校の生徒によって描かれたもので、松戸方、津田沼方それぞれ別デザインのものが採用された
ちなみにこのとき、広告ラッピング無しのHMステー付きの編成は、この05しかなかったので、起用されたと推測される
2月の話題
80016F出場
何かが足りない…?
80016Fが出場した
注目すべきはステップマーク(あのロゴ)とshin-kei-seiの文字が前面、側面ともに消されていることだ
既に合併に向けての動きは始まっている
3月の話題
80056F甲種、搬入
8807Fパンタ換装
N828F、N838F、N848F方向幕換装
N848F出場
?????
話が違うぞ????
2日、豊川より80056Fが運ばれた
疑問を感じた方その通り
2023年度の移動等円滑化取組計画書には
”新型車両 80000 形を 1 編成導入する。(2023 年度)”
とあり23年度は80046Fの一本のみの増備のはずだ
↓資料(PDFファイル)
https://www.shinkeisei.co.jp/official/wp-content/uploads/pdfs/corporate/idoukeikaku.pdf?=20230725
つまりは24年度分の増備ということになる
これに関しては完全に盲点でてっきり今年度はないと思っていた
この時期の増備ということは、時期的にあいつが終りを迎えるということになる
?????の正体はそれだ
(まだ情報はあげない方が良いと思うのでお察しください)
画像はあれだが8807FがシングルアームパンタグラフのPT71に換装された
リニューアル車第一号の当編成は、リニューアル車なのに菱形のPT43を搭載している特徴があった
が、予算消化と部品の共通化には勝てずここでその形態は消滅した
一部では、このパンタグラフは8804Fからのものではないかと噂されているが、04FはPT71A系列、今回の07Fは脚の上に板のあるPT71C系列なので、新品である可能性が高い
これは3月中旬、工場内に置かれていたPT43
07Fのものとみて間違いないだろう
3月末時点でも放置されている
アイデンティティは消えた
予算消化で、3色LED方向幕を搭載する編成が消滅した
京成や北総ではとっくに換装がされており、最後の砦となっていたが、ついに消えた
SSを1/125まで下げないと止まらない撮影者泣かせのものではあったが、いざ換装されるとどこか違和感を感じる
N838Fがまさにそれだが、直通運用に入ると幕負けの概念が生じる
ここは3色に軍配が上がるポイントだった
なにはともあれ、これで運番を除けば全形式、全編成最低でも1/1000まで耐える代物になった
(再掲)
N848Fが初の全検を受け出場した
フルカラーLEDの話はしたので屋根の話を
この通りIRアンテナが撤去されている
IR無しのN800形は、なんと18年ぶり
久々の復活ということになる
ここまで2023年度の新京成電鉄を振り返ったわけだがいかがだっただろうか
個人的には4月の無線切り替えが大きな転機となったように感じる
特に直通対応編成の増加による運用の柔軟性の増加が大きいと感じた
さあ泣いても笑っても来年度が新京成電鉄株式会社としては最後の一年
どのような動きを見せるのか一人のファンとして追っていきたいと思う