葉草の諸々

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N818FのフルカラーLEDについて考察する

年が明け半月

デビューから今年で18年になろうとしているN818Fに変化が

 

表示器がフルカラーLEDに換装されたという一報だ

写真を見ると紛れもなくフルカラーLEDに変更されている

だがなぜ検査入場でもないこのタイミングなのか?

それを考えたいと思う

 

 

まずは仕様について

今回は側面と前面の行先表示が交換されフルカラーのものとなった

ただ千葉線のみと使用機会の多くない運番に関しては交換は行われずオレンジ(恐らく3色LED)のLEDのままとなっている

 

なお今回の工事では現在進められている優先席等のステッカーの移設は行われていない

 

 

運番が白ではないことステッカーの移設が行われていないことから登場時からフルカラーを搭載している2023年1月時点でのN858Fの形態とは似て非なるものとなっている

 

 

 

 

では本題

なぜこのタイミングなのか?

個人的ににはLEDの寿命が来たと考える

時おりオレンジに表示されるべき部分が数ドットだけではあるが緑に変色しているのを見かける

それに加え千葉線内で運番をつけている状態では運番に比べ行先のほうが暗くなっている

そのようなことを考慮すると寿命が来ているのではと考える

 

それを裏付けるものとして運番は換装されていないことがあげられる

運番は新京成線内では使用はせず千葉線のみで表示をする

直通運用は朝の終わり~夕方の始めなのに加え往復にかかる時間が松戸~京成津田沼の半分ほどというのもあるので使用機会は非常に少ない

そのため劣化は進みにくいと考えられる

その証拠が下の画像だ

この通り運番の方が鮮やかに写っている

劣化が進んでいないのであれば交換する必要はないので今回は見送ったと考えることができる

 

 

 

今後の進展

気になるのが残る3編成にも同様の工事がなされるかだ

今回使えない事態が起きて交換されたわけではないうえ、正直フルカラーである必要性がそこまで高くないので急ぎの案件ではなさそうだ

予備費が余っていれば施工というぐらいのものになるのではないかと考える

2002年に京成3000系列がデビューして早21年

3色LEDが消えるのもそう遠くないのかもしれない